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西岡美智子_本文.pdf1.43 MBAdobe PDFView/Open
Title: 音声言語と手話による言語指導時の先天性聴覚障害幼児の視線に関する研究
Other Titles: オンセイゲンゴトシュワニヨルゲンゴシドウジノセンテンセイチョウカクショウガイヨウジノシセンニカンスルケンキュウ
Authors: 西岡, 美智子
ニシオカ, ミチコ
Nishioka, Michiko
Keywords: 視線分析
聴覚障害幼児
視覚的な情報
絵カード
日本語対応手話
絵本
話し手の目と口
Issue Date: 24-Sep-2019
Abstract: 聴覚障害幼児を教育する特別支援学校(聴覚障害)幼稚部では,保有する聴覚を活用しつつ,様々な視覚的な情報や手話を活用し,言葉の習得と概念の形成を図る教育が行われている。本研究では,指導場面で多く使用されている視覚的な情報として絵カード,絵本,日本語対応手話を取り上げ,音声言語に伴って絵カードを提示している場面,日本語対応手話を表現している場面,絵本の読み聞かせを行っている場面の映像をそれぞれ作成した。そして,各映像視聴時の聴覚障害幼児の視線をアイトラッカーで測定し分析した。視線対象として,絵カードの絵,絵本の絵や文字,手話の手に加え,音声言語の聞き取りや手話の読み取り、表情の理解にも繋がる話し手の目と口も加えた。結果,いずれの場面においても,聴覚障害幼児は話し手の口に最も長く視線停留することが明らかとなった。結果から,音声言語を伴って視覚的な情報を提示している時は,話し手の口形や口唇の動きから情報の読み取りを行っていることが示唆された。また,絵カードの絵や絵本の主人公である人物の絵に最も多く視線停留することが明らかとなった。結果から,絵に強い興味を持ったことが示唆された。聴覚障害幼児は絵に強い興味は持ったが,絵を見ながら音声言語を聞いているのではなく,音声言語の聞き取りの捕捉のために話し手の口を注視する必要があると推測された。これらのことから,絵カードや絵本を提示する時には,絵と話し手の口のそれぞれに視線を向けやすくし,それぞれに視線を向ける時間を十分に確保する必要があると考えられる。例えば,正面を向いて話し手の口を見えやすくし,まず興味が強かった絵に指さしなどで視線を誘導し,それから話し手の顔に視線を引き付けてから音声言語を発するといった方法である。
URI: http://hdl.handle.net/10132/18154
Academic Degrees and number: 14503甲第307号
Degree-granting date: 2018-09-20
Degree name: 博士(学校教育学)
Degree-granting institutions: 兵庫教育大学
Appears in Collections:博士論文[本文]

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